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2016.03.17

ブランドを代表するスニーカー

このページでは、過去から現在まで時代を騒がせた各ブランドのスニーカーを紹介します。スニーカー一つで暴行事件が起きるほど人々はスニーカーに魅せられてきました。それぞれ各ブランドの歴史に残る、今でも人気のある商品をヒストリーを交えて解説しています。

ナイキ

今では一番のブランドとも言えるスニーカー、ブランドの中では一番古いわけでもないこのメーカーの人気スニーカーはこちら。

エアマックス

1987年に初代が販売開始。発売初期から靴底にエアを組み込みクッション性に長けたスニーカーとして初期モデルは現在でも売買されています。シリーズの中で最も話題を集めたのは皆さんもご存知のエアマックス95。

発売当初は偽者が横行したり、エアマックス狩りという言葉が生まれるほど社会現象にもなりました。20年経った現在でもファンの多いナイキを代表する1足です。余談ですがエアマックス狩りが騒動になった当時、日本テレビ系列で放送された電波少年の中で松村邦洋さんがエアマックス狩りをする若者を退治するという企画が放送されていました…。靴底にアロンアルファを塗るという作戦で今でもYotubeで見ることが可能です。

エアジョーダン

1984年、マイケルジョーダンのスポンサーとなったナイキ。ジョーダンの名前を商品名に入れたバスケットシューズ「エアジョーダン」の販売を開始しました。しかし発売してから間もなく、NBAから赤と白をメインに使用した靴はデザインがそぐわないということを理由に使用を禁止します。

ところがナイキはこれを逆手にとりテレビCMを作成、これが功を奏しバスケットの人気と同時にいっきに注目されジョーダンシリーズは現在になっても売れ続ける誰もが知るスニーカーとなりました。

あまりの人気に1990年に入るとジョーダンを目当てに強奪や殺人事件が起きるなどエアマックス動揺社会現象を引き起こしました。また日本ではスラムダンクの影響もあり販売と同時に売り切れが続出。何倍もの価格で取引されるほど入手困難な状態が続いたこともあり再販される度に雑誌などで取り上げられています。

1988年には販促で作成されたポスターでジョーダンのダンク姿を撮影したシルエットを使用したところ消費者に強い印象を与え、ジャンプマンと名づけられた後、バスケット以外のさまざまな商品で使われるようになりました。現在では1~14までのシリーズがあり新たなカラーバリエーションで新商品が定期的に発売されています。

その他にも会社設立からナイキは多くのヒット商品を生み出しました。しかし、ここまで注目されるようになった大きなヒット商品はジョーダンを続きエアマックスが代表的に挙げられるスニーカーではないでしょうか。

アディダス

ナイキやリーボックと並び世界的に人気のあるブランド、アディダス。ダスラー兄弟が立ち上げたドイツに本社を置く人気のブランドです。このメーカーの人気スニーカーはこちら。

スーパースター

スタンスミスよりも先に発売された3本ラインが特徴のスニーカー。一般的に知られている発売時期は1970年ですが、実際に開発、世に出たのは1969年。バスケットシューズとしてNBA選手に着用され70年代半ばには、選手の75%以上が使用するなどいっきに人気が高まります。

そして80年代に入るとヒップホップグループRun-D.M.C(ランディエムシー)がスーパースターを愛用、それを知ったアディダスはオフィシャルパートナーとして契約を結び、これが世界的に広まるきっかけともなりました。

90年代にはスケーターが使用するなどファッション性の点からもモデルや俳優など幅広く愛されるスニーカーとなり2014年は復刻版がリリース、翌年2015年は45周年を迎えています。

スタンスミス

1960年代から70年代にかけ活躍したアメリカ出身のテニス選手スタンスミス氏の名前をそのまま使用したスニーカー。ベロの部分に印刷されている顔はスタンスミス本人の顔をモチーフにしたものです。

発売されたのは1973年。91年に2200万足を売り上げ世界で一番売れたスニーカーとしてギネスブックに登録されます。あまりの人気に一時的に生産が中止になるほど爆発な売れ行きとなりました。

シンプルながら機能性が高く男女関係なく人気があり幅広いファッションに合うスニーカーと言えます。1足は持っておきたいスニーカーです。

リーボック

現在ではアディダス社の傘下に入ったリーボック。社名を由来はガゼルをアフリカ現地での呼び名にしたものです。多くのスターに愛される人気ブランドの一つに入るリーボックが手がけた人気のスニーカーはこちら。

インスタ・ポンプ・フューリー

STUFF CUTという雑誌にアイスランド出身のアーティストのビョークが赤いワンピースにポンプ・フューリーのイエローを履いた姿を表紙に使用しいっきに注目を集めました。そしてハイテクスニーカーの代表とも言える斬新なデザインに空気を取り込む構造を組み込み話題となったリーボックを代表する1足となりました。またエアマックスと並ぶ人気振りは当時何倍もの値段で取引されることもあった今でも愛され続けているスニーカーです。

1994年の発売から20周年を迎えた2014年には当時人気があったイエローカラーをはじめ、ブルー・パープルと復刻版を販売。初期モデルとは多少形状が異なるものでしたが当時購入できなかった人たちからの注目は熱く発売と同時に完売が続出。オークションサイトだけに限らず楽天やYahooなどのネットショップでも1割~2,3割程度高い価格設定で販売している店舗も存在するほど30~40歳代の男性に人気があります。

ポンプオムニ

1990年に発売されたポンプオムニ。ポンプフューリー同様、リーボックの中で最も人気のあるスニーカー。バスケットシューズとして開発され、ディー・ブラウンというNBA選手が空気を注入している姿が世界的に有名にしたきっかけとも言われています。

またエアを注入することでどんな形の足にもフィットされる点、デザイン性の観点からファッション性が高いことも人気の理由でもあり現在でもファンの多いスニーカーとして支持され続けています。

プーマ

アディダスの創業者、アドルフダスラーの兄弟でルドルフダスラーが1948年に設立したプーマ。このブランドも世界中に愛用者がいるメーカーの一つ。過去から現在まで幾つもの人気スニーカーを生み出した。

スウェード・クライド

1968年に発売されたスウェード (Suede) とクライド (Clyde) 。プーマを代表するスニーカーで、プーマと言えば誰もが想像する形状・素材となりました。ヒップホップグループやプロスケーターがSuedeを愛用し大ブレイク。そしてスエードがベースとなり開発されたクライド。

NBA選手のウォルト・フレイジャーの愛称を名前にした同タイプの商品を発売。PUMAの印字の下にCrideという文字を付け加えています。丈夫さとデザイン性から発売当時と変わらず現在でもプーマを代表する人気のスニーカーです。

ディスクブレイズ

1992年に発売されハイテクスニーカーを代表する1足ディスクブレイズ。ベロに取り付けられたディスクを回しワイヤーを調整することでジャストなサイズに合わせる斬新なデザインが特徴で一気に注目を集めました。

人気の理由はデザイン性以外にもあり、機能性を高めるために新たに搭載したバイオライドテクノロジー。スムーズな体重移動が行え安定性などパフォーマンスを向上させる構造になっています。

エアマックス・ポンプフューリーとハイテクスニーカーブームを支えた今でも非常に人気のあるスニーカーであることは間違いありません。

ニューバランス

1906に設立されたニューバランス。2015年にはサッカー用品市場に参入するなど近年では女性を含め海外、特にアジア人がもっとも多く履いているのを見かけたブランドでもあります。同じように見えるデザインでも製造国にも違いがあり人気を集めたシリーズがあるのをご存知でしょうか。

2015年にはサッカー用品市場に参入 企画国を表すアルファベット

1300

ニューバランスの大ファン、ラルフローレンが「雲の上を歩いているようだ」と表現したことで有名な1300。履き心地の良さからいっきに人気が出始め現在でも評価の高い1足です。また、頭にMが付く1300はENCAPと呼ばれる軽さ・クッション性に優れたソールを世界ではじめて使用したことで話題となりスニーカー界のロールスロイスとも称されました。現在では定価よりも高い価格で取引されていることもあり、なかなか手に入れることが難しいモデルです。

900シリーズ

900シリーズから機能性だけではなくデザイン性も重要視されたようなモデルが発売されはじめ、その中でもコスパの面で996は最も人気のあるスニーカー。990のファッション性に若干欠けた見た目とは異なり、どんな服にも合わせやすいデザインとスマートな形状が女性にも指示されハイテクスニーカーとしても評価されているニューバランスです。

オニツカタイガー

1949年に鬼塚喜八郎によって設立された鬼塚商会のブランドオニツカタイガー、海外でも機能性とデザイン性から非常に人気がありファッションにもスポーツにも愛用者の多いブランドです。後にアシックスとなる話しは有名で、オニツカタイガーは現在別ブランドとして人気スニーカーを生み出しています。

メキシコ・ミッドランナー

1964年に発売されたリンバーアップというスニーカーを原型に作られたメキシコ・ミッドランナー。日本意外、ヨーロッパでも人気がある1足でレトロなデザインが特徴であり、オニツカタイガーから初めて一般向けに発売されてから爆発的に売れたスニーカーです。過去のカタログでは一切載ることがなかったことから幻のスニーカーとしても有名なメキシコ・ミッドランナー。現在では比較的購入しやすくなっています。

MEXICO66

現在のオニツカタイガースタンダードモデルのMEXICO66。アシックスストライプが初めて使用された1996年発売トレーニングシューズのデザインを活かし、薄いソール、細身に仕上げた1足です。もしかするとヨーロッパで人気なのは機能性に加え外国人の足に適した細身というのも関係あるのかもしれません。シンプルなデザインなのでどんな服にも比較的合わせやすく特にハーフパンツとの相性は抜群です。

アシックス

2015年、スニーカー業界3位となったアシックス。オニツカタイガーでも説明したように前進は鬼塚商会でナイキへ自社商品を卸していたことは有名な話です。オニツカタイガーとは別にアシックスにも現在人気のスニーカーがあり日本に限らずヨーロッパでも人気があります。

ゲルライト

アシックスの第三ブランドとして立ち上げられ、デザイン性だけではなく軽量・クッション性など機能的にも評価の高いゲルライト。バージョン3では甲(ベロ)の部分をスプリットタンに改良しズレ防止と負担軽減を実現しました。オニツカタイガーのラインを継承したゲルライトは日本以外のヨーロッパやアメリカでも愛用者の多い1足です。

VANS(バンズ)

ローテクスニーカーで人気のVANS。ABCマートに行くと品数が多いと感じたことがある方もいると思います。1994年に商標権を取得し独占販売を行っているのがその理由ですが、それ以前からスケータやBMXライダーに超が付くほど愛用されているブランドの一つです。シンプルなデザインながらも履き心地の良さはローテクスニーカーの中では郡を抜いているのではないでしょうか。

スリッポン

シンプルなデザインながらも耐久性のあるスリッポンは、カジュアル系からシックなファッションにも取り入れやすいやめ幅広い年齢層に人気があるスニーカーです。また紐がないのが特徴ですが足に馴染みやすく包み込むようなフィット感も特徴としてあり幅広い年齢層に支持される理由とも言えます。スケーター・BMXライダーもちろんエクストリームスポーツ全般で利用されています。

オールドスクール

1977年に発売されJAZZの愛称で人気のあるオールドスクール。発売当初からほとんど変わらない形・ラインのデザインはストリートファッションに取り入れやすくVANSスニーカーの中では名作中の名作と言われています。特にスケーターやBMXライダーなど20代前後に支持されていてsupremeとのコラボは毎回発売と同時に売り切れるほど絶大な人気があります。その他、コラボした商品はオークションサイトで高値で取引されています。

コンバース

ローテクスニーカーの代表とも言えるコンバース。創業当時から変わらないデザイン性は男女問わず人気があり倒産を経験していながらも根強いファンが多くいるブランドのひとつです。日本では伊藤忠商事によりコンバースジャパンが2002年に設立され2003年にはナイキに買収されました。

ALL STAR(オールスター)

1917年にバスケットシューズとして開発されたオールスターは足首まであるハイカットとローカットタイプがあり、1971年にはカラバリエーションも8色に増えました。2005年には累計販売数は8憶足を超え未だその人気は衰えることなく売れ続けています。近年では1980年代に販売されていた日本製のコンバースオールスターが久留米のムーンスターというスニーカーを製造する会社によって復刻、販売されていますが、すぐに品切れになるほどの人気を博しています。

JACK PURCELL(ジャックパーセル)

バトミントン選手の名前がそのまま商品名になったジャックパーセルは靴先のラインが特徴でスマイルと呼ばれています。反対の踵の部分にある青いラインは通称ひげと呼ばれていて、こちらも発売当初から見た目は変えず2005年に70年ぶりにモデチェンジが行われました。オールスター同様にシンプルな見た目から男女問わず現在でも幅広い年齢層に人気のあるジャックパーセル。従来よりも70g軽量されシンプルながら履き心地の良さが特徴としてあります。

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